PECL のインストールと設定
ImoLog PECLのコンパイル方法
任意のディレクトリにimologを展開し,
$ make
を実行します.コンパイルが成功していればその旨表示されます.bin/modules/imolog.soがPECL用のファイルなので,これを/usr/local/lib/imolog.soに移動すればPHP側からdl('imolog.so');と実行して呼び出すことができるようになります.
テスト用のプログラムimolog.phpがあるので,実行する場合は必要な引数等を組み込み済みであるimolog.shを実行すると実際の動作が確認できるでしょう.
URLとして保存する引数は pecl/imolog.h に記述されている通りで $_SERVER['HTTP_HOST'] および $_SERVER['REQUEST_URI'] がそのまま記録されます(スクリプト中でその変数を書き換えると記録される値も変化します!).
#define imolog_var_server "_SERVER"
#define imolog_var_host "HTTP_HOST"
#define imolog_var_uri "REQUEST_URI"
ImoLog PECLのインストール方法
% make install
bin/modules/imolog.soを/usr/local/lib/imolog.soへコピーします.
php.iniの設定
php.iniにログの保存先としてimolog.fileを指定してください.指定しなかった場合,/tmp/imologへ保存されます.
imolog.auto に '1' を指定すると,自動的にログの保存を開始します.指定しなかった場合,'0' が指定されたこととなりログは保存されませんが,プログラム中で imolog_start() を呼び出すとログを保存することができます.(※ログに保存される値は imolog_start() を呼び出すより前,プログラムが開始した時点からのCPU時間が記録されます.)
ログの順番は「処理の終了した時刻」「処理にかけたCPU時間(マイクロ秒)」「起動から終了までの実時間(マイクロ秒)」「ホスト名」「アクセス先(上述の通り)」です.以下に例を示します.
2010/05/02 01:11:26 625897 625863 example.com /test.php